比較項目 |
企 業 |
SOHO (家庭に置く場合) |
レ
ベ
ル |
理 由 |
レ
ベ
ル |
理 由 |
CPUの性能 |
◎ |
100〜1000rps*1
高度な並列化や高いピーク性能が要求される |
△ |
せいぜい50rps*1
市販の1GHz〜2GHzクラスのCPUで十分で性能面で特に考慮すべき点はない |
HDD冗長化 |
◎ |
最低でもホットスワップ可能なRAID5は必要 (HDD1台が故障してもシステムを停止せずに修復可能) |
○ |
RAID1=ミラー化は必須 (修復には多少時間が掛かるがデータは失わない) |
データバックアップ頻度 |
◎ |
保守専任者による定期バックアップにより万全を期す |
△ |
バックアップ作業に費やす時間が無いため重要なデータのみ必要に応じてバックアップをとる |
停電対策,電源サージ対策 |
◎ |
コンピュータ室には安定な電力が供給されるもののUPSを設置し、停電やサージなどに万全を期す |
◎ |
家庭に置くサーバは、停電の影響や雷などによる電圧サージの影響をまとも受ける。またクーラや電熱製品の使いすぎでブレーカを落とす危険性もある |
過温度対策 |
△ |
コンピュータ室は専用の空調で常時一定の温度に保たれており、サーバ単体での過温度対策が必要になることはない |
◎ |
人がいない時はエアコンは切られており、部屋の温度は40℃にも達することがあるため対策必須 |
騒音対策 |
△ |
コンピュータ室は元々うるさいものと割り切られており、余程のことが無い限り騒音対策を施すことは無い |
◎ |
ファンの風切音やHDDのシーク音は普通の生活環境ではかなり大きく感じる。特に深夜の静寂の中では耐えられないものとなる |
省スペース性 |
△ |
省スペースに越したことは無いが必要な設置スペースは確保できる |
◎ |
サーバ設置スペースは深刻な問題。
サーバ用としてPCラックを置く余裕は(庶民には)無い。 |